三宅 芳夫 on Nostr: ...
この「緑豆の花」、以前も紹介したような気がしますが、甲午農民戦争をチョン・ボンジュンを中心に扱った大河ドラマ。
つまり、韓国では、これが標準的な日本による植民地化の過程に関する知識と見方、目安になります。
これは日本の近現代史の知識とは大きく異なります。また新書などを読んでも、人物や党派の駆け引きなどが複雑に感じる方も多いと思います。こういう場合、大河ドラマでだいたいの流れを掴んでから本を読むと、くっきりと理解できます。
例えば、高校日本史で習う「観応の擾乱」、これは普通、高校時代の暗記では「なにがなんだかわからない」。この場合も、真田広弘之が足利尊氏を演じた「太平記」を見てから、新書などを読むと、全然違う筈です。
それにしても、この「緑豆」、福澤諭吉と慶応、それに福岡の玄洋社の朝鮮侵略への関わりも描いており、この辺りは高校日本史まででは「知らない」ままになる。
また日本の所謂「アジア主義」の欺瞞性を知る上でもとても重要な視点です。 [参照]
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