ガイチ on Nostr: ...
韓国の中道、左派系媒体のオピニオンを読んでいて痛切に感じるのは、尹大統領はじめとしたこの記事に書かれているような暴徒たち、彼らが云うところの「全斗煥ワナビー」の登場を招いたことへの悔恨だ。
憲法学者の弁護士の方が「ユン大統領が親衛クーデターを図ることができたのは韓国現代史で国民によって断罪されたクーデターがないためだ」と全斗煥クーデターの処理を間違えたことを痛烈に批判していた。全斗煥は少しの間刑務所暮らしをしただけで、誰にも謝らないまま、豪華な暮らしをした挙句、自然死した、断罪されなかったことが今回の惨事を招いたという批判だ。つまり今回こそは少なくても無期懲役、終身刑でなければ意味をなさないということだ。
韓国の憲法学界では戒厳が権力維持の手段として使われる場合「権力者による内乱」とみなす。過去の判例(全斗煥裁判の最高裁判決等)がそれを担保している。だから今回の内乱罪を日本で理解するために丁寧に言うなら「戒厳内乱」罪いう捉え方になると思う。
この文脈を読み取らないと今回の韓国司法の動きや左派系の人たちを動向をつかめないと思う。要する全斗煥クーデターとセットで見なければならないということだ。韓国内のオピニオンを読んでいると、その視点なしにこの問題は語れないと感じる。 [参照]
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