SALA on Nostr: ...

我が家も「おふくろの味」的なものは思い当たらないかな。ただ、時々母が突発的に思いつく創作料理、あれを黙って食べるのは私だけだったのでそれが記憶に残っているくらい。
自分は祖母に殴られているうちに"助けなんか絶対に来ない、黙ってやり過ごすのが一番"と覚えてしまったようで、その他の体に関する自衛行動もあまりしてこなかった。黙って受け入れてしまう。
だから母の創作料理(失敗したようで後頭部を殴られるような衝撃が一口ごとに襲ってくる)も黙って飲み込んでたし、母がもったいないからと捨てられなかったカビの生えた煮物も黙って食べてたし、成人してからもたまに実家に帰ると"いい肉は腐らない"が信条の母が大事に取っておいてくれたところどころ緑色になって糸の引いた牛肉を焼いたやつ(けっこう臭う)も黙って食べてた。
言ってはなんだが、そのおかげかなんなのか、胃腸はかなり丈夫でお腹を壊したことがない。
妹たちはソッコーでお腹を壊すのでマネをするなと言い渡してある。